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2005年11月 9日 (水)

レース回顧:アルゼンチン共和国杯(GⅡ)

○ 1.サクラセンチュリー  佐藤哲三  2.32.4

   2.マーブルチーフ    熊沢重文    アタマ

△ 3.コイントス        横山典弘     1

   4.ブリットレーン      吉田豊    2.1/2

▲ 5.デルタブルース     O.ペリエ    1/2

△ 5.ビッグゴールド     和田竜二     同着

△ 8.ファストタテヤマ    武幸四郎

△10.アサクサキニナル  北村宏司

  12.マイソールサウンド  本田優

  13.スムースバリトン   D.ボニヤ

◎14.ニシノドコマデモ    田中勝春

  15.ダイタクバートラム  江田照男

  16.チャクラ        柴田善臣

 サクラセンチュリーが長距離輸送と直前の雨を克服して10ヶ月ぶりの重賞制覇、様々な不安要素をクリアしてのものだっただけに、今後の展望が開ける勝利となりました。道中はスローペースの中をいつものように後方から、3コーナー過ぎからマクリ気味に仕掛け、直線は先に抜け出したコイントスとインから伸びたマーブルチーフとの競り合いとなったものの、決め手の差でねじ伏せた形に。秋2戦は人気に応えられず不完全燃焼のレースだったものの、叩き3戦目でようやくこの馬らしさが戻ってきました。

 この勢いでGⅠへ、と言いたいところなんですが、この厩舎・騎手のコンビは周知の通りタップダンスシチーのところでもあり、タップが現役のうちは同厩舎の有力馬は同じGⅠには出さない方針のようなので、来年春まではそれを封印し、次走はステイヤーズSのようです。ここでも結果を残せるようなら、来年の春が非常に楽しみになってきます。今年の春はもう少しというところで本番に出走できなかったので、その分もぶつける活躍を今後も期待します。しかし先週も佐藤哲三騎手・佐々木晶三調教師はそれぞれ重賞を勝っていて(タップはダメでしたが)、今週はこの定番タッグで連続重賞制覇、ノルと怖い人たちがまた勢いに乗ってきましたね。これからもこの両者は要注意です。

 2着マーブルチーフはインでしぶとく伸びたものの切れ味負け、しかしよく走ってますよ。この馬は京都限定馬と思って今回は軽視したものの(そういう人がかなり多かったようですね)、それを裏切る好走ぶり。徐々に走れる条件の幅が広がってきているのかもしれません。これからも長距離戦では要注意の存在ですね。

 またしても3着に敗れたコイントスはもはや伝統芸ですね。直線半ばで抜け出したものの末脚のある馬にやられるといういつものパターン。プラス20キロもあったんでしょうけど、このイマイチっぷりは見事としかいいようがありません。今後も現役屈指のブロンズコレクターとして我々にほのかな笑いを提供してくれることでしょう。連闘で福島記念に出走する話もあるようですが、ここまで来ると下手に重賞を勝って欲しくない気もするんですがね。

 ブリットレーンは近走の成績を考えればまずまずでしょう。この馬は坂のあるコースの方が走るみたいですね。5着同着の一方、1番人気で敗れたデルタブルースは、昨年の有馬以来、59キロではやはり苦しかったですね。それでも掲示板は確保しているのでダメダメとは言いませんが。とりあえずここを叩いて次にどう変わってくるかでしょうね。ただ、これでJC出走は厳しくなってしまったんで、それは残念ですが。ビッグゴールドはうまくスローに落としたものの粘り切れず。元々このレースは先行不利なんで、しょうがないといえばしょうがないかもしれないです。

 ファストタテヤマはやはり東京向きではないですね。アサクサデンエンは距離もあったでしょうが思うように動けなかったのも響きました。マイソールサウンドも関東圏では走りませんね。スムースバリトンとニシノドコマデモの3歳勢はサッパリ。やっぱりディープ以外の馬のレベルはそう高くないのかもしれないです。ドコマデモの方は休み明けなんでこれで見限るつもりはないですが、やっぱり休み明けの3歳馬を本命にしたのはちょっと浅はかでしたね。これは反省してます。ダイタクバートラムは叩き良型なんで負けはしょうがないですが、ちょっと負けすぎかも。チャクラは完全にスランプですね。しばらくは手を出さない方が無難でしょう。

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