レース回顧:AJCC(GⅡ)、平安S(GⅢ)
○AJCC
マツリダゴッホが予想以上の圧勝。インティライミの暴走に近い逃げが味方し、展開に恵まれた面もありましたが、セントライト記念で落馬の憂き目に遭って以降の充実振りは本物だった事を示す結果となりました。今後は距離延長がカギ。次走に予定している日経賞でも同じ競馬が出来れば天皇賞のチャンスも出てきます。今後が楽しみな存在といえるでしょう。
離れた2着は出遅れたインテレット。この馬のゲート難はいつもの事ですが、上を目指すためには乗り越えなければならない壁でしょうね。3着シルクネクサスは頑張りました。一時は1000万下まで落ちていましたが、ようやく馬が本物になってOPに戻ってきたと言うところ。とりあえずOP特別クラスなら勝ち負けの力はあるでしょう。
インティライミは大先生が久々にやらかして直線失速。騎手が乗り替わりで馬が戸惑ったのかもしれませんが、人馬共にお粗末な競馬になってしまいました。それでも4着を死守するあたりが大先生の大先生たる所以ですけどね。インティライミに関しては鞍上が哲三に戻って見直しですが、今回の競馬が癖になると今後が極めて厄介になります。哲三が戻って来るまでこの馬は待機させていた方がいいかも。
ジャリスコライトは休み明けの分を考えてももう少し走ってもらいたかったです。ここを叩いてどれだけ変わり身があるかでしょう。フサイチアウステルも同じく。チェストウイングはインティライミの作ったペースに巻き込まれて失速。中距離OPのペースにもまれて勝ち負けできるほどの力がまだついてなかったのかもしれません。
○平安S
メイショウトウコンがダートでは破格の末脚を見せてサンライズバッカスに競り勝ち。レースの流れはスローで3着以下は先行馬が残っている事を考えても決して差し馬向きのペースではありませんでしたが、サンライズバッカスとフィールドルージュをマークして末脚勝負に賭けたのが見事に嵌ったといえるでしょう。今回のメイショウトウコンのパフォーマンスは間違いなく本物。マイルが合えばフェブラリーSでも惑星以上の存在になってくるでしょう。
メイショウトウコンの父マヤノトップガンは土曜の新馬戦でオーシャンエイプスという逸材を送り出しており、間違いなく血の勢いはあります。今年の序盤はマヤノトップガン産駒に注目するのも面白いかも。ついでに騎手はメイショウサムソンでおなじみ石橋守。今年もメイショウ=石橋守を暗示する?結果だったりするのかも。
惜しくも2着に敗れたサンライズバッカスですが前哨戦としてはとりあえず及第点。次は得意の府中に替わりますし、この馬も有力馬の一角に数えていいでしょう。シャーベットトーンはしぶとく粘って3着。この馬も力をつけています。次は強行軍で川崎記念、アジュディミツオーとヴァーミリアン相手にどこまで食い下がれるでしょうか。タイキエニグマは距離延長のスローがバッチリ合って4着。今はこれくらいの距離の方が好走できるのかもしれません。サカラートは明らかに力が落ちてます。このペースで掲示板が精一杯だと今後は苦しいでしょう。フィールドルージュはやっとこさ追い上げて6着。ファイナルSに続く行きっぷりの悪さを見るとJCダートをピークに状態が落ちているように見えます。一息入れて立て直す必要がありそうですね。
タガノサイクロンはOPでは力不足。エンシェントヒルは出遅れでアウト。クーリンガーはプラス11キロに加えて内枠でもまれて力を出せず。カフェオリンポスは中央重賞では厳しいのかも。
平安Sの方はフェブラリーSに向けて収穫があったのが1・2着馬。他はちょっと厳しいでしょう。
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