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2011年12月26日 (月)

レース予想:東京大賞典

 有馬記念はオルフェーヴルが圧巻の強さで史上3頭目の3歳4冠達成。オルフェーヴル以外の人気馬はスローペースを見越して先行策を取りましたが、スローになり過ぎて完全な上がり勝負となり、後方待機の差し馬が台頭。エイシンフラッシュ、トゥザグローリー、ルーラーシップと人気を落としていた馬が上位に入って中波乱の結果となりました。個人的にはオルフェーヴルとトーセンジョーダンの連複馬券をしこたま買っていたので、見事に大惨敗でした。

 というわけで、今年も例年通り敗者復活戦の東京大賞典に回るわけですが、今年に関しては1頭の困ったお馬さんのおかげで全く予想のし甲斐がないレースになっています。

◎スマートファルコン
○シビルウォー
▲ヤマニンキングリー
△ワンダーアキュート

 スマートファルコンの強さはもう説明不要でしょう。本当に賞金を拾いに来ていますね。せめてJCダートを使った上でここに出てくるなら文句も言われないと思うのですが・・・。メンバー的にもフリオーソが間に合わず、トランセンド、エスポワールシチーも出走を回避したため、競馬になりそうな相手がいません。地方勢の有力どころは大半が諦めて年明けの報知オールスターCに回る始末。JCダートの予想時にも不満を書きましたが、この馬はもう自分たちの都合だけでドサ回りをしていい馬ではなく、その動向がレースの興行面に与える影響が非常に大きな存在になっています。来年以降、どのようなレース選択をするかわかりませんが、陣営にはせめてもう少し自覚して欲しいです。

 相手はJBCクラシックで健闘したシビルウォー。浦和記念が案外だったので今回は少し人気を落としそうですが、大井で実績を作っているのは大きいですね。基本的にはこの1点勝負になるでしょう。

 ヤマニンキングリーは大井のダートが合うか合わないか。こればかりは走ってみないと何ともいえません。ワンダーアキュートはここまで大井の実績が無く、兄のワンダースピードも結局大井は克服できなかったので血統的にこのコースが合わないのかも。前走の2着は評価しますが、今回はヒモ評価までです。

 レースの見所はJCダートをスキップしてまで東京大賞典に賭けて来たスマートファルコンが何馬身ちぎって勝つか、それだけでしょう。レースの売り上げが本当に心配です。

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2011年12月25日 (日)

レース予想:有馬記念

◎トーセンジョーダン
○オルフェーヴル
▲アーネストリー
☆ブエナビスタ
△レッドデイヴィス、ヴィクトワールピサ、ヒルノダムール

 今年の有馬記念はここ数年では1番といってもいいメンバーが揃いました。1週前の時点で出走を予定していた馬のうち、マイネルキッツとペルーサがそれぞれ回避・取消となったのは残念ですが、今年の牡馬クラシック3冠馬に古馬中長距離G1の全ての覇者と昨年のこのレースの覇者が顔を揃え、古馬勢は他も過去2年以内にG1を勝っているか今年G2を勝った馬というメンバー構成。この条件に唯一該当しないレッドデイヴィスは3歳馬で数少ないオルフェーヴルと勝負付けが済んでいない馬であり、このレースに出る資格は十分にある馬です。

 その素晴らしいメンバーの中で今回本命としたのは、人気を分けている3冠馬オルフェーヴルでも最強牝馬ブエナビスタでもなく、天皇賞・秋の覇者トーセンジョーダン。ここ3戦のレース内容は、現在の古馬勢ではこの馬が№1と言ってもいいもの。ジャパンカップではブエナビスタに敗れたものの差はわずかで、切れ味有利の展開に泣いたという見方です。この馬は府中も走りますが中山適性はそれ以上で、秋天とJCの内容から中山ならブエナビスタを再逆転するのは可能と見ました。昨年のこのレースは5着でしたが、騎手がこの馬の持ち味を全く生かせない競馬をした結果だったので、名手ウィリアムズ騎手ならそのような事は無いと思います。問題は同厩舎の後輩オルフェーヴルとの力関係になると思います。

 そのオルフェーヴルが2番手評価。本命にしなかったのはただ1点、中山で勝った事が無いからです。今年の皐月賞は震災の影響で府中開催だったため、この馬の中山実績は2歳秋に走った芙蓉Sの2着のみ。ただ、その時負けた相手がホエールキャプチャで差もわずか、何より完成前の話です。春の時点では全兄がドリームジャーニーで府中より中山の方が向いていると思われていたくらいですので、中山がダメということはないでしょう。力関係はJCのウインバリアシオンを物差しに考えればここでも突き抜けておかしくないレベルだと思っています。この馬をこの人気で買えるのは今回が最後かもしれませんね。

 3番手に宝塚記念の覇者アーネストリー。秋天は14着と大惨敗でしたが、考えてみれば絶対不利の大外18番枠で出遅れ、しかも引っ掛かって超ハイペースに巻き込まれるという最悪中の最悪の展開だったので、これは完全に度外視できます。条件が合わなかったJCをパスしてこのレース1本に絞ってきただけに状態は絶好。今回は宝塚記念と同様にマークされる存在ではないので十分に力は発揮できると見ます。何が何でも行きそうな馬が見当たらないだけに、内枠の馬の出方次第ではこの馬が逃げることになるかもしれません。過去にタップダンスシチーで見せた豪快な先行策の再現を期待したいところです。

 これが引退レースとなるブエナビスタは4番手評価としました。JCを勝利し、直前の調教の動きは文句なしです。ただ、条件ベストの府中と比べると中山ではパフォーマンスが落ちるのは否めないところ。昨年はこの馬が現役最強馬と断言できる状況でしたが、それでも2着に敗れてしまいました。今年は古馬の中でも条件が合えばブエナビスタに勝てる馬が何頭かいますし、何より3冠馬がいる状況では順番が下がってしまいます。まずは無事にレースを終えてもらいたいところですね。

 このレースのメンバーで最も謎の存在なのが最強のセン馬レッドデイヴィス。2歳でセン馬になったために3歳春は裏街道を走るしかなかったのですが、その中でシンザン記念ではオルフェーヴルとマルセリーナを寄せ付けず、毎日杯でもNHKマイルC2着のコティリオンを相手にしませんでした。レース中に骨折した京都新聞杯は参考外としても、故障明けの鳴尾記念でクラシック路線の3番手グループ連中をあっさり負かしており、能力的には底を見せていません。初コース・初距離・初のG1と初物づくしで普通に考えれば勝算は薄いのですが、有馬記念は中距離馬が好走しており能力さえ足りていれば一発は十分。最後の最後に滑り込みで最も不気味な馬を騎乗馬として確保した武豊騎手の「持っている」部分にも期待したいですね。

 昨年の覇者ヴィクトワールピサはまだ良化途上。叩き2戦目で中山に変わるのは間違いなくプラスですが、JCがあまりにもらしくないレースだっただけにどこまで本来の姿に近づけているか。まだ重い印は打てませんが、注意は必要です。

 もう1頭の押さえは今年の天皇賞・春の覇者ヒルノダムール。凱旋門賞以来という臨戦過程が嫌われて人気を落としていますが、考えてみればブエナビスタやトーセンジョーダンとは1度も戦っておらず、アーネストリーと走ったのも1年半近く前の話。4歳以外の古馬上位陣とは勝負付けどころか力関係が不明で、この馬が序列のどこに入ってくるか全くわからないわけです。元々中山は問題ない上に相手なりに走るタイプなので、頭までは微妙としても3着以内は十分にあり得ます。凱旋門賞以来というローテに関しては、相手が違うとはいえ、先週のディセンバーSで一緒にフランスに行っていたナカヤマナイトが楽勝していましたし、力さえあれば問題ないと思います。

 豪華メンバーなので、印が外れた馬にも一言ずつ。ジャパンCでは強めに推したエイシンフラッシュはもしかすると冬場はあまり走らないタイプかも。春の内容を考えると見限れないのですが、今の状況では掲示板も厳しいかも。昨年3着のトゥザグローリーも似たような状況で、調子自体は悪くないので無視は出来ないのですが、春天以降のG1での結果が悪すぎますね。頼れるのが昨年の3着だけというのは心もとないところです。ローズキングダムは最も手が合っている後藤騎手に乗り替わるのが唯一の希望。これで上昇のきっかけが掴めないようだと今後の見通しが厳しくなります。ルーラーシップは休み明けが走るタイプとはいえ、順調さを欠いた上で有馬記念ではさすがに厳しいでしょう。調教の動きもいまひとつの印象で、今回乗るのがメンディザバル騎手というのも個人的には正直評価が下がります。キングトップガンは今年の目黒記念を勝っていますのでここに参戦する資格はありますが、正直場違いな印象は否めません。思い切った作戦に期待したいところですが、騎手がヨシトミ相談役では無難に回って終わりのような気もします。

 最後に、JC3着でアッと言わせたジャガーメイルは中山適性が謎。考えてみればこの馬はここ3年続けて香港ヴァーズに出ていたので有馬記念を走ったことが無いんですよね。中山を走ったのも本当に若い頃だけなので得意か苦手かも不明です。JCの結果を見ても完全に無視するのは危険な存在ですが、印が回らなかったのが正直なところ。ヒモとしては押さえる予定です。

 今年は本当に色々あった年で、将来の展望も見えにくいのですが、年の最後くらいはグランプリで盛り上がりたいところですね。好レースを期待します。

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2011年12月24日 (土)

レース予想:中山大障害、ラジオNIKKEI杯2歳S

中山大障害

◎ディアマジェスティ
○マイネルネオス
▲メジロドクトリン
△マジェスティバイオ、スプリングゲント、ディアマイホース

 今年は昨年まで6年連続出走し、中山GJも2着と健在振りを見せていた障害界の主・メルシーエイタイムが故障で不在。比較的フレッシュなメンバーが顔を揃えた印象です。

 中心は前哨戦のイルミネーションJSを圧勝したディアマジェスティ。ここまでオープンでは強いが重賞でダメというレースを続けていますが、前走で中山コースをクリアしたのは大きいです。初めてとなる4000メートル超のレースを克服できるかが問題でしょう。

 相手は中山GJの覇者マイネルネオス。前走の大敗が気になるところですが、休み明けで斤量を背負わされていたのである程度は度外視できます。史上初の夏の障害王による統一制覇に期待。

 3番手にこの秋調子を上げてきたメジロドクトリン。未勝利戦とはいえ中山で実績があるのは強みです。マジェスティバイオは前走でのディアマジェスティとの差をどこまで埋められるか。条件を問わないタイプなので相手が案外なら逆転も十分。久々の大障害登場となるスプリングゲントは前走が実に2年7ヶ月ぶり。さすがにまだ本調子ではないでしょうが、実績を考えるとこのメンバーでは軽視は禁物。他ではゴーカイ産駒ディアマイホースを押さえです。

ラジオNIKKEI杯2歳S

◎トリップ
○ゴールドシップ
▲グランデッツァ
△サンライズマヌー、アダムスピーク、ブライトライン

 本来はグランデッツァから行きたいところですが、中間に筋肉痛が出るなど少々気になる点があるので今回は3番手。中心としたトリップは新馬、京都2歳Sと危なげない勝ちっぷり。センスと勝負根性を兼ね備えた印象で、順調さでも上位と穴が一番少ないと見ます。

 相手は札幌2歳Sでグランデッツァに惜敗のゴールドシップ。個人的にはあのレースだけで勝負付けが済んだとは思っていないので、あちらが順調さを欠いているのであれば逆転も十分狙えると思います。グランデッツァは中間のアクシデントの影響がどれだけ残っているか。普通に走ればこの馬が一番強いとは思いますが。

 サンライズマヌーは新馬戦で質の高いメンバー相手に快勝しており要注意。ルメール騎手騎乗のアダムスピークも新馬戦の勝ち方からここでも通用の可能性も。他では黄菊賞を勝っているブライトラインが押さえですね。

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2011年12月19日 (月)

やっぱりやりやがったな

北朝鮮、特別放送の直前に日本海にミサイル発射

 独裁者の訃報を公式発表する前にお知らせと言わんばかりにミサイルを発射する、この国のやることは訳がわかりません。ぶっ放したのはいつものシルクワームでしょうから、あまり神経質になる必要も無いのですが、祝砲か何かのつもりだったんでしょうか。本当に相変わらずです。

 それにしても2011年はやはり簡単には終わってくれないですね。ここに来て金正日急死という強烈な一発が炸裂。動乱が続く中東・北アフリカ、経済危機の欧州に続いて東アジアでも情勢の重大な不安定要因が発生してしまいました。金正日の余命が長くないのは大方の人が認識していたと思いますが、せめてもう少し足場を固めてから逝ってくれというのが周辺国の本音だったのではないでしょうか。

 当面は金正恩という神輿を党と軍と金一族が担いで体制安定を図ろうとするでしょうが、国自体が既に破綻しかかっている状態なので、どこでほころびが出るか読めないところ。非常に危ういバランスのもとで新体制が動き出すことになりそうです。

 国際社会の思惑として、北朝鮮が完全に崩壊することはどこの国にとってもいい事が全く無いので、中国を中心に北朝鮮の体制維持をサポートするような状況になし崩し的になるかもしれません。そもそも、北朝鮮という国自体が周辺諸国の妥協の産物で存続しているようなもので、その状況を自身に利するように仕向けていたのが金正日という人物だったような気がします。その人物がいなくなり、情勢がどのように変わっていくのか、当面は12月28日の葬儀の前後を中心に注視していく必要があるでしょうね。

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2011年12月18日 (日)

レース予想:朝日杯フューチュリティステークス、愛知杯

朝日杯FS

◎ダローネガ
○スノードン
▲アルフレード
☆マイネルロブスト
△クラレント、レオアクティブ、ショウナンラムジ

 2歳王者決定戦にしては少々小粒な印象が拭えないメンバー構成で予想も難解です。ここは腹を決めて大外枠ですがダローネガを中心にします。このレースにおける16番枠の不利は説明するまでもありませんが、それを差し引いても今回のメンバーでは力は上ではないかと見ています。さすがに頭までは保障できませんが、3着以内なら何とかなるという見立てです。

 それにしても、この秋のG1シリーズは1番人気候補や確実に人気の一角になりそうな馬が大外に配置されるケースが例年以上に目立ちます(秋華賞:マルセリーナ、秋天:アーネストリー、エリ女:スノーフェアリー、JC:トーセンジョーダン、JCD:トランセンド、阪神JF:サウンドオブハート)。主催者様の演出だか何だか知りませんが、あまり露骨にやられると若干引きますね。まあ、それでも上位に来る馬は来ていますので、これで勝ったらダローネガも大物という評価ができるのかもしれませんが。

 相手は穴どころでスノードン。萩Sが単勝万馬券での勝利だったので、今回も比較的人気薄ですが、こういうタイプが一番不気味です。10月以降の2戦は夏場とは明らかに馬が変わっているので、このメンバー構成ではあっさりも考えておいていいかも。馬主がドバイのモハメド殿下一族というのも気になりますね。

 3番手に1番人気のアルフレード。このタイプの馬は例年だと4~5番人気くらいの扱いだと思いますが、今回は1番人気に押し上げられてしまった印象。素質はあると思いますが、1番人気で勝てるかといわれると微妙なところ。様子見で3番手までです。

 マイネルロブストとクラレントは東スポ杯の結果自体はノーカウントと見ますが、あのような不良馬場の競馬を経験したことによるダメージを考慮して4・5番手。京王杯を勝ったレオアクティブは外枠とマイルの克服がカギ。ショウナンラムジは騎手・厩舎を評価しての押さえですね。

愛知杯

◎フミノイマージン
○レーヴディソール
▲コスモネモシン
△シンメイフジ、アスカトップレディ、シースナイプ

 牝馬限定重賞で安定した結果を出しているフミノイマージンから。さすがにエリザベス女王杯では相手が強かったですが、ここなら実力は間違いなく上位。レーヴディソールが本調子に戻っていたら厳しいですが、それ以外にはトップハンデでも負けられないところです。

 レーヴディソールは叩き2戦目の今回は結果が必要。昨年の今頃はこの馬がまさか小倉のレースを走ることになるとは夢にも思わなかっただけに、ここを再スタートの場にしてもらいたいところ。

 コスモネモシンはここ3戦の内容は非常に評価できます。特に北海道シリーズでアヴェンチュラやトーセンジョーダン相手に食い下がった実力を考えるとここはチャンス。シンメイフジはエリザベス女王杯でアッと言わせる大逃げ。今回は中舘騎手を配して絶対逃げを決めてくるでしょうから、出方がわかっていても侮れないですね。それいがいではアスカトップレディ、シースナイプが押さえです。

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2011年12月17日 (土)

レース予想:阪神カップ

◎サンカルロ
○リアルインパクト
▲リディル
△グランプリボス、ワンカラット、スマイルジャック

 今週のメインは朝日杯ですが、今年はメンバーが少々低調なので内容的にはこちらがメイン。中心は阪神得意のサンカルロ。追い込み馬なのでどうしても展開に左右される面がありますが、今回はシルポートとフォーエバーマークという何が何でもハナに行く馬が2頭いるので流れは少し速くなりそう。勝ちきれるかどうかは半々ですが、このコースでは不発は無いと見ました。

 リアルインパクトは最内からの捌きがカギ。マイルCSが結果的に仕掛け遅れだったので、今回は早め早めで結果を出したいところ。リディルは距離短縮で見直し。前回に続き大外に入ってしまったことで折り合いに不安は残りますが、流れが速くなるのである程度は我慢できると見ます。

 グランプリボスは叩き3戦目でそろそろ戻ってきて欲しいところ。ワンカラットは絞れていれば要注意。少なくとも540キロは切っていて欲しいですね。他ではようやく乗り替わりのスマイルジャックに注意。遅きに失した感はありますが見直しは必要でしょう。

 シルポートはこの秋思うような展開にさせてもらえてない上に同型がいますので評価は下がります。マルセリーナはルメール騎手と合うか微妙。今年のルメール騎手は正直調子が良くないので、過剰評価になっているなら蹴飛ばしも手です。

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2011年12月11日 (日)

レース予想:阪神ジュベナイルフィリーズ、カペラS

阪神ジュベナイルフィリーズ

◎ラシンティランテ
○トーセンベニザクラ
▲サウンドオブハート
☆エピセアローム
△イチオクノホシ、アナスタシアブルー、ジョワドヴィーヴル

 やってきました、全JRAG1の中で最も予想が難しいレースが。本当にこのレースは苦手です。ただ、阪神競馬場が改装されて現在のコース形態になった2006年以降は、基本的にその時点で強いと思われる馬が順当に上位に来るようになり、一昔前のような紛れまくりの何が起こるか全くわからないという状況ではなくなっています。従って、どの路線から来た馬が一番強いかを見極められれば的中に近づけるということになります。

 今回、中心に据えたのは白菊賞圧勝のラシンティランテ。札幌2歳S以来となった前走で牡馬相手に楽勝し、中1週での参戦となります。ローテーション的には少々厳しいところですが、思えばかつてスティンガーが連闘で勝ったこともありましたので、本当の力の持ち主なら十分にクリア可能と見ます。不安点としてはいまだ中央GⅠに縁の無い藤岡兄が騎乗という点ですが、2着までは来ていますし、今回は割と人気が無いので案外思い切った競馬が出来るのではないかと思っています。そろそろJRAG1の壁をクリアしてもらいたいところですが、どうでしょう。

 相手は赤松賞を好タイムで勝ったトーセンベニザクラ。若干使いすぎの面はありますが、ここ2戦に限ればパフォーマンスは優秀。先行・差しのいずれでも競馬が出来る自在性が大きな武器で、今回騎乗する藤田騎手がどのような戦法を取るかも注目ですね。

 前売り1番人気のサウンドオブハートは3番手評価。決して実績的に抜けている訳ではありませんが、この馬が1番人気に支持されているのは武豊騎手に対する期待の面が大きいのかな、という印象ですね。今年はほとんど中央G1に縁が無い状態が続いていただけに、年内ラストチャンスと言ってもいいここでG1勝利を望むファンが多いのかもしれません。大外枠に関しては2年前にアパパネが勝っているので、本当に力があれば克服は可能でしょう。輸送さえクリアできれば、というところでしょうね。

 小倉2歳Sの覇者エピセアロームは休み明けがどうか。この馬自身は阪神マイルを2度経験済みなのでその点は他の馬より有利ですが、3ヶ月ぶりは気になるところ。小倉2歳Sからの直行でこのレースで結果を出した馬がいないだけに少し評価は下がります。

 イチオクノホシはデビュー2戦の末脚の破壊力は特筆モノ。距離経験が無い分で押さえまでですが、デムーロ騎手鞍上で馬の力も不気味です。アナスタシアブルーは距離短縮の方が結果は出そう。ただ、ファルブラヴ×ライラプスではG1は少し足りないかもしれませんが。

 ブエナビスタの妹ということで人気の一角になっているジョワドヴィーヴルは、正直現時点で姉ほどの力は感じません。トーセンレーヴのデビュー戦程度の印象で、過剰人気は否めません。ただ、デビュー戦を使っての変わり身が発生する可能性は十分にあるので、押さえだけは必要と見ました。

 ファンタジーS上位組はいずれもマイル経験が無いのでいずれも無印。ただ、最内のアンチュラスは少し気味が悪いのでヒモには入れておく予定です。

カペラS

◎セイクリムズン
○ティアップワイルド
▲ケイアイガーベラ
△レディルージュ、タイセイレジェンド

 このメンバー構成ではセイクリムズンが負けられないところ。結果的に距離が長かったフェブラリーS以外は崩れが無いのは大きな強み。ティアップワイルドは今年こそ。昨年は人気薄で2着でしたが、セイクリムズンと1キロ差があるだけにここが重賞制覇のチャンス。ケイアイガーベラは輸送さえクリアできれば。過去の大敗が府中コースだったので、苦手なのが輸送か左回りか今回で見えてくるでしょう。

 レディルージュは前走がまずまず。人気上位馬が絶対とは言えないだけに、流れ次第では頭までありそう。タイセイレジェンドは距離短縮で妙味。スプリント戦は初めてなのでやってみないと何ともいえませんが、テレビ静岡賞の勝ち方を見ると距離短縮はプラスに出そうです。

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2011年12月10日 (土)

レース予想:中日新聞杯

◎ゲシュタルト
○エクスペディション
▲エーシンジーライン
△ダノンバラード、ユニバーサルバンク、コスモファントム

 昨年3着のゲシュタルトから。ここ数戦は勝利からは遠ざかっていますがコンスタントに走り安定した結果を残しています。このメンバーでは上位安定勢力ということで、連複馬券の軸という評価ですね。

 1番人気エクスペディションは様子見の2番手。小倉実績文句なしの3連勝中ですので、買わない理由は全く無いのですが、夏場からの休み明けで重賞初挑戦ということを考慮して2番手評価です。3番手のエーシンジーラインも小倉実績を評価。ハナを切るのはほぼ間違いなくこの馬ですので、前残りも十分。

 ダノンバラードはここまでの戦績の通り、ムラが大きいタイプ。実力自体はメンバー最上位だと見ていますが、重い印を打つにはあまり信用ができません。ユニバーサルバンクは前走ではダノンバラードに勝っていますが、相手がコンスタントに力を出すタイプではないので過信は禁物。重賞を勝ち切るには少し足りないというのが現在の印象です。穴としては昨年2着のコスモファントムが注意。冬場に好成績が集中しているタイプなので、休み明けでもチェックは必要と見ます。

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2011年12月 4日 (日)

レース予想:ジャパンカップダート

◎トランセンド
○エスポワールシチー
▲ダノンカモン
☆ミラクルレジェンド
△ヤマニンキングリー、テスタマッタ

 本題に入る前に、スマートファルコンの不在について一言。やはりレースの興味・関心や興行的側面を考えると出てきて欲しかったというのが正直な感想。陣営の動きを見ていると東京大賞典には普通に出して来そうなだけに、そんなに中央のレースを使うのが嫌なのかと聞きたくなります。今のスマートファルコンは国内ダート界で絶対的と言ってもいい力の持ち主であり、もはや陣営の好き勝手でドサ回りだけしていればいい存在ではありません。このような使い方は中央・地方両方の主催者にとってもいい迷惑でしょう。馬自体は非常に魅力的な存在であるが故に尚更腹が立ってくるところです。

 そんなわけで、スマートファルコンが出走をパスしたため、人気が示すとおりトランセンドとエスポワールシチーによる一騎打ちの様相です。実際、この2頭と他では相当力の開きがあると思われ、予想の大前提はこの2頭の序列決めとなります。

 個人的な考え方としては、現状ではトランセンドの方を上に取るのが妥当でしょう。南部杯とJBCクラシックではいずれも2番手での競馬から強さを見せており、春までの逃げ一辺倒ではなくなっているのは大きな強みです。この馬はテンが速いタイプではありませんので、本来なら外枠は不利ですが今回に限っては内枠のエスポワールシチーの動きを見ながら競馬が出来るのは有利と見ます。現状ではこの馬が馬券圏外に消えることは無いと見ての本命です。

 一方、エスポワールシチーは出方が難しくなったかもしれません。トランセンドだけでなく、ハナ候補のトウショウフリークも外枠になったので、下手に控えるとトランセンドに出し抜けを食らう可能性もあります。かと言って逃げると南部杯の二の舞になる可能性もあるだけに、佐藤哲三騎手がどのように考えて競馬をするか、その1点に尽きると思います。ただ、状態は2年前のものに近づいていると思いますので、個人的にはこちらの方に勝って欲しいと思っています。気になるのは、このレースの2番人気の成績が物凄く悪いということですね。

 3番手は純粋に3着候補としてダノンカモン。ここまで1着が嫌いな馬もなかなかいないので、チャンピオン級2頭がほぼ万全の状態で出てくる今回は3着固定で間違いないでしょう。

 底を見せていないという点でミラクルレジェンドとヤマニンキングリーがそれに続く評価ですが、どちらも今回の人気2頭に通用するかは微妙です。他では人気2頭が前を掃除した後に突っ込んでくる想定でテスタマッタを挙げておきます。

 今回は過去2年の覇者のガチ勝負を楽しむということで、馬券的にはかなり絞り込むべきでしょうね。

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2011年12月 3日 (土)

レース予想:ステイヤーズS、鳴尾記念

ステイヤーズS

◎ナムラクレセント
○フォゲッタブル
▲ビートブラック
△マイネルキッツ、ヤングアットハート、イグアス

 現状の力ではナムラクレセントが上位と見ます。アルゼンチン共和国杯は休み明けという事で度外視します。叩き2戦目の今回は好勝負必至。相手は2年前の覇者フォゲッタブル。不振に陥っていた昨年のこのレースでも見せ場は作っており条件はベスト。今回は昨年より調子を上げており、2度目の制覇も十分見込めます。1番人気ビートブラックは中山コースの経験が無いため3番手評価ですが、距離・馬場は合っており上位評価は必要です。

 天皇賞馬マイネルキッツはどこまで復調しているか。騎手が主戦の松岡騎手ではないのがマイナスポイントですが、中山は得意なだけにまとめて負かすならこの馬でしょう。ヤングアットハートは長距離戦で持ち味が生きるタイプと見ます。イグアスは今回が試金石と言ったところでしょうか。

鳴尾記念

◎サダムパテック
○フレールジャック
▲カリバーン
△レッドデイヴィス、ダノンスパシーバ、ショウナンマイティ

 来年からまた時期と条件が変わるため、この時期に行うのは今回限りとなる鳴尾記念ですが、ここは3歳馬中心。皐月賞2着馬サダムパテックはここが出直しの1戦。ダービー以降は本来より長い距離でのレースを強いられての結果だっただけに、2000m以下の今回でキッチリ勝利を得たいところ。フレールジャックも中距離に戻って出直し。菊花賞は明らかに距離が原因だっただけに、ここでサダムパテックに勝てるかどうかで先の方向性が変わりそうです。

 カリバーンも距離短縮はプラスに出そう。ここ3戦、トーセンジョーダン、アーネストリー、トレイルブレイザーといった現役上位の実力馬と差の無いレースをしていますので、このメンバーならチャンスは十分。骨折休養明けのレッドデイヴィスは様子見で4番手ですが、能力を出せる状態なら突き抜けてもおかしくない存在でもあります。春には3歳裏最強馬と言われていた馬でもありますので、休み明けですがここは見逃せないところ。ダノンスパシーバは重賞初挑戦ですが能力は負けていません。馬場が悪化するようなら要注意かも。ショウナンマイティもこの距離で見直しですね。

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